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ー芸術と文化資本についてー
私のレッスンに対する理念です
ご訪問ありがとうございます。
皆様にとって楽器の習い事ってどんなイメージでしょうか?
趣味・非日常の体験・リフレッシュでしょうか。
私たちは日々仕事や育児・家事・学校などの生活に追われて
ストレス社会と呼ばれる世界を生きています。
幸せになりたい、時間が欲しい、生きがいがない、毎日が楽しくない・・・。そんな思いを抱えている方は沢山いると思います。
社会学者のピエール・ブルデューは著書「ディスタンクシオン」の中で「音楽を聴いてその美しさがわかるのか」「絵を見てその美しさがわかるのか」そうした美を受容する能力や美的性向を含めて文化資本と名付けました。
一流の音楽家は単に猛練習しただけではありません。
学歴の高い人は単に学校の勉強を頑張っただけではありません。
そこには幼い頃から音楽が身近にあったりクラシック音楽は「聴く」のではなく「演奏する」事が当たり前であったりする「文化資本」があり彼らには机に向かってこつこつ努力する趣味趣向(ハビトゥス)があるのです。
そういう事が当たり前であるという態度を持っている事が学歴を得る場合には有利に働きます。学歴とフルートの習い事がすぐに結びつかないかも知れませんが、子供達は"何かを得る"には努力と忍耐が必要である事を学び、ストレスに追われている我々大人に対しては演奏技術のみならず、曲の背景や作曲者のひととなりを知り、新たな価値観に出会い正解のない答えを探し続ける・・・。
そんな作業が短時間的な幸福度を増やし、精神の安定性に繋がり結果、日々の暮らしに少しの幸せをもたらし続けます。
私の教室は皆さんの人生が楽しく、幸せであり、自己肯定感を高め、精神の安定にも繋がる場所であって欲しいと思い、日々勉強し続けています。
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