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MEGURU FLUTE ACADEMY
低音シリーズ7通、繋げて読むと全体像が見える
ここまで低音について 7回お届けしてきました。 ①喉の空間 ②軟口蓋の位置 ③舌の根元の使い方 ④下アゴのリラック ⑤口角の力の抜き方 ⑥息の速度 ⑦アンブシュアの形 一つ一つ 丁寧に 読んでくれましたか? 今日はこの7つが いよいよ繋がっていきます。 点を、線にします。 実は この7通 バラバラに見えて 全部繋がってるんです。 7通全部読むと 「低音域マスター」の レッスンになるように 最初から 設計してました。 これは テクニックじゃなくて あなたに体系的に 学んで欲しかったから。 一つずつ消化しながら 読んでもらって 最後に全体像が見える。 そういう設計にしたんです。 もし読んでない回があったら 今すぐさかのぼって 読んでみてください。 1通目から順番に読むと 「ああ、だからこれが大事だったんだ」 って全体像が見えてきます。 点が線になって線が面になる。 低音の全体像がつかめるんです。 この7回のブログ内容、 印刷することをお勧めします。 そして忘れないように あなたが日々 練習に取り組んでいる 楽譜に挟んでおい

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12月4日読了時間: 2分


低音のお手本は「モナリザの口元」にあった
低音を吹く時 口角に 高音を吹く時の感じで ギュッと引き締めてる方は 要注意 です。 「ちゃんと吹かなきゃ」 そう思うほど 口元に 力が入る。 でも それが 美しい低音の響きを 邪魔してるんです。 口角は リラックス。 微笑んでるかな くらいの 自然な状態。 モナリザを 思い出してみてください。 「アルカイックスマイル」 って聞いたことありますか? モナリザの微笑みみたいな 穏やかで優しい笑顔。 口角がほんの少しだけ 上がってる程度。 ↑↑ 低音を吹く時はまさにこの微笑み。 力んで引き締めるんじゃなくて 自然に柔らかく リラックス。 これが 美しい低音の 秘密なんです。 一緒に試してみましょう! 鏡の前で モナリザの微笑みを 作ってみてください。 口角が ほんの少し 上がってる。 でも力は入ってない。 その表情のまま 低音を吹いてみる。 深く落ち着いて響く音。 「力を入れてた時より ずっといい」 って 実感できるはずです。 「力を抜く勇気」 これが低音の ポイントです。 真面目な人ほど 「ちゃんとしなきゃ」 って力が入る

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12月4日読了時間: 1分
【アンブシュア】ばっかり気にしていませんか?
「低音は唇を きつく締める」 そう習った記憶 ありませんか? 実はこれ、 半分正解で 半分間違いなんです。 低音域では確かに 口元の形も 変わります。 でも順番が逆。 大切なのは 内側の準備。 咽頭の広がりが 感じられたとき、 アンブシュアを 意識する必要すら なくなることもあるんです。 昨日のレッスンで この順番を 変えただけで アカデミー生さんの 低音が 激変しました。 なぜでしょうか? アンブシュアの変化と 咽頭腔の広がりが 自然に連動していること。 咽頭が広がると 口角がリラックスし、 舌の根元が下がると 下顎の筋肉も緩む。 つまり 内側の空間作りが 正しくできていると アンブシュアは自然に 低音向きの形になります。 「低音のアンブシュアを作ろう」 じゃなくて 「内側の準備ができてれば 口元は自然についてくる」 この感覚で取り組むと 力みのない 美しい低音が 生まれます。

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12月4日読了時間: 1分
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