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【アンブシュア】ばっかり気にしていませんか?

  • 執筆者の写真: MEGURU
    MEGURU
  • 12月4日
  • 読了時間: 1分

「低音は唇を


きつく締める」


そう習った記憶


ありませんか?


実はこれ、


半分正解で


半分間違いなんです。


低音域では確かに


口元の形も


変わります。


でも順番が逆。



大切なのは


内側の準備。


咽頭の広がりが


感じられたとき、


アンブシュアを

意識する必要すら


なくなることもあるんです。


昨日のレッスンで


この順番を


変えただけで


アカデミー生さんの

低音が


激変しました。


なぜでしょうか?


アンブシュアの変化と


咽頭腔の広がりが


自然に連動していること。


咽頭が広がると


口角がリラックスし、


舌の根元が下がると


下顎の筋肉も緩む。


つまり


内側の空間作りが


正しくできていると


アンブシュアは自然に


低音向きの形になります。


「低音のアンブシュアを作ろう」


じゃなくて


「内側の準備ができてれば


口元は自然についてくる」


この感覚で取り組むと


力みのない


美しい低音が


生まれます。

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