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『楽器を持たずに』低音域がよく鳴るようになった秘策

  • 執筆者の写真: MEGURU
    MEGURU
  • 12月4日
  • 読了時間: 2分

前回お話しした


喉の奥(咽頭腔)の広げ方。


実際にやってみましたか?


「あくびを我慢する感じ」


と言われても


ピンと来なかった方へ。


今日はもっと具体的な


方法をお伝えします。


私のアカデミー生さんは


この方法を取り入れて、


いつもぼやっとして

ppだった低音域が


はっきりとfとして聞こえる


音色に激変しました。


楽器はいりません。


まず声を出してみましょう。


「いー」と


普通に声を出してみて。


次に少し低い声で


「おー」と発音。


上顎の奥が少しずつ


上がり始めて


舌の根元がわずかに


後ろに下がる感じ


ありますか?


口の中の空間が


縦に広がる感覚。


これがあればOKです。


続いてもっと低い声で


「うー」と言ってみて。


上顎の奥がさらに盛り上がり


舌の根元がもっと下がる。


この状態が


咽頭腔が最大限に


広がっている状態です。


これを体感することは


とても大切ですが、


喉の奥の空間が広がると


そこで響く音の周波数が


自然に低くなるんです。


大きい空間では低い音


小さな空間では高い音が


響きやすくなる。


フルートも同じ原理です。


この広い響きの空間で


低音の豊かな倍音が


自然に響くようになります。


音がぼやっとするのは、


練習不足やセンスのせいじゃない

ことが分かりますね。


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